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 栃木県・鹿沼市・賀蘇山神社

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【 概 要 】−賀蘇山神社の創建は不詳ですが日本三代実録(六国史:平安時代に編纂された歴史書)によると元慶2年(878年)に従五位下の神階を朝廷から賜っています。背後にある尾鑿山(石裂山)が神格化されていると思われ山頂付近にある岩屋には賀蘇山神社の本社が鎮座しています。尾鑿山(石裂山)は神仏混合の修験の山として栄え、山頂は厳しい修行場で女人禁制を強いていた為、麓には遥拝殿が設けられました。歴代領主や為政者から庇護され正応2年(1289)には小野道綱が、慶長2年(1597)には結城秀康がそれぞれ社殿の再建を行っています。現在の遥拝殿は寛永18年(1641)から元禄14年(1701)の60年間の工期末竣工した建物で総ケヤキ造り、三間四方、宝形造、銅板葺き、正面には唐破風の一間向拝が付いています。組物や彫刻は見所が多く、日光東照宮を手掛けた宮大工が棟梁として関わったと言われています。特に彫刻は素晴らしく屋根の4隅には獅子と象が守り、外壁に施された竜の彫刻は40頭を数えるそうです。境内にある祈祷殿も特徴ある建物で、山頂の本社まで参拝に来た信者達が宿泊できる宿所を兼ねていて現在でも随所にその名残が見られます。賀蘇山神社遥拝殿は昭和45年(1970)に鹿沼市指定文化財に指定されています。
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