栃木県・宇都宮市・羽黒山神社

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【 概 要 】−羽黒山神社の創建は康平年間に宇都宮城を築城した際に、藤原宗円が出羽三山(旧羽黒山・現在の出羽神社)から倉稲魂命を勧請したのが始まりとされます。藤原宗円は長く当地を支配した宇都宮氏の祖とされる人物で真言宗の大谷寺出身とされる事から同じく真言宗の寂光寺が別当寺院を勤めた出羽三山の羽黒山権現(倉稲魂命・本地仏:正観世音菩薩)を勧請したと思われます。羽黒山信仰は修験道が盛んだった事からも当社も修験道と関係が深かった事が窺えます。近郷18郷の総鎮守として広く信仰され歴代領主である奥平氏や戸田氏からも崇敬され庇護されました。古くから神仏混合し、明治時代初頭に発令された羽黒山大権現から羽黒山神社に改称するまで信仰の山として修験僧の修行場となっていました。境内には元禄14年に建立された鐘楼堂や石仏が安置されるなど当時の信仰の様子が残っています。現在の羽黒山神社本殿は文政13年に棟梁山本飛騨の手で建てられたもので覆屋内部にある為詳細には分かりませんが基壇部分には力持ち(力士像)が彫りこまれています。例祭である梵天祭りは江戸時代中期から始められたもので近隣の集落から梵天の房が付けられた長い竹竿(孟宗竹と真竹を継いだもの、先には和紙やビニールを房状に取り付ける。約15m。)を奉納しています。
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